赤身の中心から節が現れる。枝とは違う。見えない所でその樹の一番大切な中心からまったく違う成長をみせる。言葉で心(しん)を強く持つとある。多少節の様に自分とは違うものであって同じものを心から外れているものを成長させるのも原理だと思う。
時間をかけて節自身が自ら抜け落ちる。節穴と呼ぶ。のぞくと暗くその穴がどんな形をしてるのかわからない。明かりをつけて調べる。自分のわからない部分を知っていく。心(こころ)から生まれでたものの痕跡から跡を辿る。
そこから心にまた近づき節穴を埋める者。あたかもそこに節穴があった事をわからなくする者。節穴に住みつく者。節穴を痕跡とし崇める者。節穴に装飾をほどこす者。他にも様々な者がいて、それぞれ知恵を使う。
また別の赤身の中心から節が現れる。自分もわからない外見では見えない軸とされた中心から異界に繋がる